α6400等α6000シリーズお使いのみなさん、望遠に満足してますか?
今持っている望遠レンズに物足りなさを感じている人にこんな疑問。
α6400用の望遠レンズとしてSEL70350Gは買うべき?
A.買うべき!
《満足度★5つ》です。
あくまで個人的な意見であり、もちろんデメリットもありますが、ソニーのAPS-C機を使っていてかつ望遠が必要ならば間違いなく買いだと思います。
SEL70350Gとは?
SEL70350Gについて簡単な紹介をしておきます。
HPやカタログでも簡単にわかる内容ですので、すでに知っている方は読み飛ばしてください。
- APS-C用のEマウントレンズ(フルサイズ機でも使用可)
- 525mm(35mm換算)の超望遠
- 625g
- Gレンズ(Gマスターレンズにつぐレベル)
- OSSレンズ(レンズ内手ブレ補正)
- フォーカスホールドボタン・AF/MF切り換えスイッチ
- ズームロックスイッチ
- 防塵・防滴
- F4.5-6.3
買うべき理由(メリット)
超望遠という唯一性
ソニー純正の超望遠レンズ(300mm以上)が欲しいならば、選択肢は実質これしかありません!
ソニーのAPS-C用望遠レンズには、キットレンズのSEL55210があります。
これは35mm換算で315mmまでの望遠レンズで、キットレンズだけあって345gしかなく、初心者に重要な軽さと焦点距離のバランスのとれたレンズとなっています。
しかしそれ以上の距離となると・・・
ソニーはミラーレス(APS-C機含む)本体の人気・売れ行きに反して、APS-C用Eマウントレンズのラインナップが少々乏しく、210mm以上の望遠が欲しければフルサイズ用を買うか他社製(サードパーティー)を買うかしかありませんでした。
人によってはそれで十分かもしれませんが、私はスポーツ観戦でもカメラを使います。
主に野球、たまにサッカーなどですが、わざわざ観に行ったからには、やっぱり選手を大きく写したいじゃないですか。だから望遠は必須で、SEL55210を使用していました。
でも35mm換算315mmは若干物足りない・・・
席にもよりますが、カメラのモニター上では守備位置と雰囲気で何となくどの選手か判断できるレベルで、守備練習では判別がとても難しいのが現状です。写真を拡大すればさすがにわかりますが、いちいち撮って拡大してを繰り返していたら、次のプレーに間に合いません。
撮れた写真自体としても、もう少し大きく写せたほうがいいのになと常々思っていました。
状況が変わったのが2019年11月。
SEL70350Gが発売されたことで、換算525mmまで純正レンズでカバーされることになりました。
5日目に行こうとしていた日本シリーズは巨人の4連敗でなくなりましたし、そもそも購入したのはその後なのでスポーツ観戦の場で試せてはいませんが、やはりキットレンズよりかなり寄れる印象があります。
純正で500mm。これだけで買う理由になると思います。
APS-C機の長所をさらに伸ばそう!(←誰?笑)
超望遠にしては軽い!(+小さい)
1つ目だけで十分買う理由ですが・・・
あえて他にも挙げるとすれば、625gという軽さです。
いつも使用しているα6400の重量が403g。
つまり本体よりも重いですし、合計で1kg超えてしまうので、特に女性には重く感じられると思いますし、男の自分にとっても片手で扱うのは少々つらいところがあります。
しかしズームレンズを片手で扱う機会はそれほど多くないですし、そもそも500mmを超えてこの重量で済むのは軽い部類でしょう。(他のメーカーをよく知りませんが)
加えて、フルサイズ用の同じような焦点距離のレンズと比べ、見た目がスッキリしています。
バズーカをつけていると本格的っぽく見られそうですが、SEL70350Gならそこまでの印象は抱かれないのではないでしょうか。
フルサイズ用と比べれば安い
当たり前の話ですが、10万円前後で買えるこのレンズは、フルサイズ用と比べ安いです。
簡単な調べですが、同じ純正Eマウントで、300mmが17万円ぐらい。
なので値段・サイズ・重さどれをとってもコンパクトといえます。
その他のメリット
- Gレンズのクオリティ(たぶん。正直比較対象を持ち合わせていない)
- AFもスピーディー
- レンズ内手ブレ補正があるので、本体に手ブレ補正のないα6400との相性良し
- フォーカスホールドボタンにより、手前にフェンスがあっても奥の選手に合わせやすい
- ズームロックスイッチにより、持ち運び時に筒が伸びなくて安心
欠点(デメリット)
純正なら唯一の選択肢なので特にありませんが一応・・・
- 他のAPS-C用レンズと比べれば重い(この距離ならしょうがないんだけど)
- 他のAPS-C用レンズと比べれば高い(この距離以下略)
- OSSといえども、超望遠なので夜に手持ちだと気を付けないとブレる
早い話、全て超望遠であることに由来するので、この距離が必要か否かで変わってくると思います。
どんな人に向いているか
デメリットのところでも触れましたが、このレンズを買って満足するかどうかは、350mmという距離が必要かどうかに集約されます。
なのでまずは使いそうな場面を想像してみてください。
おそらく以下の2点どちらにも該当すれば、このレンズは買いなのではないかと思います。
- αシリーズを使っている
- スポーツ観戦・運動会・野鳥撮影などに使いたい
なお、子供の撮影に望遠を使いたい場面は多くあると思います。
が、運動会以外はキットレンズのSEL55210で十分であると個人的には思います(3歳半の甥っ子を撮った経験上)。
また、まだαシリーズを持っていない人の中で、女性などそもそも重いのは嫌だという人は、センサーサイズから考えることをお勧めします。
例えばAPS-Cよりさらに小さいマイクロフォーサーズなら、より小さく軽いレンズでより遠くのものを切り取れます。
家の中が中心ならフルサイズもありです。
超望遠の中では安いと言っても実際は安い買い物ではないので、使用場面を想像してから買うことをお勧めします。
でも、買いたい時が買い替え時!(by某今は出れない芸人さん)一応復帰しましたね
※2020年3月21日現在、このレンズがキャッシュバックなどキャンペーンの対象になったとの情報は私はゲットしていません。店舗ごとのはわかりませんが。ただ、楽天では時期や店舗により値段や得られるポイントに差があることは確認しています。
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