【iMac24インチ(M1)用USBハブ】とうとう日本発売!背面にしか端子がない問題を解決!

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※2021年11月15日追記

元々当記事はSatechi製HUBのレビューでしたが、同様の商品がHyperDriveからも発売しました。そのため、そちらの商品についても追記いたしました。

M1iMacがデザインと引き換えに失ったもの

あなたもHUBたれ小僧やHUB難民から卒業しませんか?

今年(2021年)5月に新型iMac(M1チップ、24インチ)が発売されてから約半年。M1チップの性能もさることながら、今までのiMacから一新されたカラフルでポップなデザインで注目を集めてきました。そういえば昔のMacってこんなだった気がする。個人的には日本企業のような、機能性の延長にあるシンプルかつビジネスライクなデザインが好きなのですが、それでもAppleは欲しくなるデザインをつくるのがうまいなぁと感心します。

しかしながら、そのデザインはひとつの犠牲のもとに成り立っていると言っても過言ではありません。

その犠牲とは「機能性」!厳密には、何を「機能的」とするかは人それぞれなのでもっと端的に言うと、「端子」です。

すべての製品が、とは言いませんが、全体的にデザイン面(見た目や薄さ)を重視する製品は端子を極限まで減らし、USB-C(thunderbolt含む)しか付いていない傾向があります。M1iMacもそう。グレードやオプションによっても数が異なりますが、最大でも4つのUSB-C端子(内2つはthunderbolt)とイヤホンジャックしかありません。長年のMacユーザーはこの程度では驚かないような教育を受けているかと思いますが、割と異常異質ですよ!USB-Aがひとつもないなんて。

しかも裏にしかない!せめて側面にも付けようよ! ※イヤホンジャックは側面にあります。

まあUSB-Cしかない時点で何かしらのHUBは必須なので、裏にしか端子がないことは良しとしましょう。表に端子があったら、生活感丸出しの部屋みたいでデザイン性悪くなりますもんね。でもそのせいで、端子が表に来るようにHUBを取り付けなければなりません。で、一般的なUSB-CのHUBのコードって割と短い(10cm以下くらい)。そうするとHUBが裏からデローンってたれ下がる形になりがちです。それは本当にあなたが望んだデザインですか、Appleさん!それ(普段の使い方)込みで「製品」であるべきですよね?

ということで「本体」のデザインは最高なM1iMacですが、HUBの購入必須かつデスクのデザイン性は下げるというおまけつきなのが、人によっては致命的な欠点となっています。

ただ先ほども言ったように端子を犠牲にしてデザインを重視するのはAppleの十八番。ということは、そこに商機があると目をつけたメーカー(サードパーティー)がデザインと機能性を両立させた周辺機器を作るということも当然あります。iMacにもありまして、画面下部にはさんで装着するHUBがありました。

そう、「ありました」なのです。正確には今も販売されていますが、それは「intel iMac」用。M1iMacが以前のモデルからデザイン変更を行ったため、サードパーティー製品は互換性がなくなってしまったのです。

結果的にM1iMacユーザーは(一部のたかーいドッキングステーション使いを除いて)2種類に分類されることとなったのです。それすなわち、デザイン重視で機能性を犠牲にしたHUB難民と、デザインを犠牲にし機能性をとったHUBたれ小僧

M1 iMacの問題を解決する商品が発売!

そんな問題を解決する、誰もが待ち望んだ商品は実はすでに存在しています!たしか発表は8月、販売開始は9月だったかな?

簡単に言えば、先ほど紹介したintel Mac用HUBの後継モデル。UHS-2対応のSDカードリーダーなど他にも信頼性の高い周辺機器を作っているSatechi製です。同じように画面下部にはさんで装着し、付けても本体のデザイン性をあまり損なわないシンプルなつくりとなっています。・・・なおアメリカ限定、かどうかは知らないが日本ではまだ。

ということで日本のM1iMacユーザーは、存在するのに入手困難という不遇な時間を過ごしてきたのです。

しかしそんな時代もとうとう終焉

この度、日本でもこのSatechi製HUBがAmazonにて販売されました!気づいたのは10月末でしたが、どうも10月中旬には販売開始していたようです。それがこちら。

Satechi iMac24インチ用 USB-C クランプハブ USB-Cデータポート USB-A3.0データ Micro/SDカードリーダ (2021 iMac 24インチ対応) 

一応いくつか画像も載せておきます。

こんな感じ

これでとうとうHUBたれ小僧やHUB難民からあなたも卒業!

まあ今のところ6000円以上するので安くはないですが、それなりの性能のHUBを買おうと思ったら似たような値段はするので、これからHUBを買う人にはかなりおすすめです!

※2021年11月15日追記

同様の商品がHyperDriveからも出ました!こちらの商品はiMacの色に合わせてHUB本体の色も変えられる使用になっています。また種類も2つあり、SDカードスロットのあるものとないものとなっています。ないバージョンのものはその代わりUSB-Cポートがひとつ多く(2個)、あるバージョンのものはUSBポートのデータ転送速度が最大10Gbpsかつ背面に4K60HzHDMIポート搭載となっており、それぞれ長所がある形となっています。どちらもSatechi製にはない特徴ですので、こちらも選択肢としてはありかもしれません。

なお、可能性は高くなさそうですが、近々開催されるアマゾンブラックフライデーで何かしらの割引が入ることもないとは言い切れないので、とりあえず欲しいものリストに追加だけしておくのもいいかもしれません。

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