新型iPad Proと2018年モデル(第3世代12.9インチ、第1世代11インチ)のどちらを買うべきか
3月18日にiPad Proの新型が発表・予約開始されました。早く注文した方は25日に届くそうです。
さて、新型ということで購買意欲が刺激されますが、実際買うべき機種なのか、というのが気になりますよね。この記事の本筋ではないので詳しいスペック等は省略しますが、ある意味この記事の前提となる部分でもありますので、スペック面に関する私の考えだけ触れておこうと思います。VRなど、新型で楽しみたいことが明確にあるのならば、値段比較まで読み飛ばしてください。
2018年モデルを持っていないのならば全然ありだが、持っているならば新型に買い替える必要はない。なぜなら、元々2018年モデルの性能が高く、そこからの上乗せは少なそうだから。
※詳しいスペックや具体的な変更ポイントはappleホームページやこちら(準備中)をご覧ください。
この「どちらも選択肢になりうる」という前提のもとに値段の比較と考察をしていきたいと思います。最終的に値段と性能の差をどうとらえるかは個人の判断ですが、先に結論だけ示すと、
- 新型11インチ256GBモデル
- 新型12.9インチ128GBモデル
- 旧型(インチ問わず)1TBモデル
この3つがコスパから見るオススメです。
では詳しく値段の比較をしていきましょう。
比較の前提
実は、新型は旧型と比べ若干値下げしています。なので、どのような場合でも基本的には新型がオススメです。ただし新品同様ということでもいいのなら、認定整備済製品(すぐに返品されたものなどをappleが整備し直し、新品と同じ基準をクリアし同じ保障のついた15%offの商品。実質ほぼ新品)も考慮に入れる必要があります。
そのため、認定整備済製品も同じ表に載せて比較していきたいと思います。
※HPを確認したところ、15%よりもさらに安い値段で売られていました。12.9インチ64GBが新型11インチの15%offの値段。旧モデルを新型の15%offなら分かるがさらに安く…分からん。まあ整備品は参考程度にお願いします。
11インチ比較
表を見ていただくと、基本的に新型の方が1万1000円安くなっています。ところが128GBは5000円しか安くなっていません。これはストレージ容量が倍になったからですが、単純に差額を2倍にしても1万円にしかなりません。なので256GB~1TBの方がお得という見方ができると思います。また、256GB以上は値段が上がっても差額は同じなので、割引率は値段の安い256GBが一番高いということになります。
したがって、11インチでは256GBが一番コスパがいいと言えます。
12.9インチ比較
表を見ていただくと、基本的に新型の方が1万3000円安くなっています。ところが128GBは7000円しか安くなっていません。ただしこれはストレージ容量が倍になったからなので、単純に2倍にすると14000円となり、12.9インチでは128GBモデルの実質の差額が一番大きくなりました。
したがって、12.9インチでは128GBが一番コスパがいいと言えます。
認定整備済製品の場合
新型は旧モデルより一定額値下げされていましたが、整備品は15%offなので、割引率は同じなのでどれを購入しても変わらない(最大15%と書いてありましたし、15%以上の値下げも確認できたのでよく分かりませんが)ととらえることもできますが、一方で差額は元々の金額の高い1TBモデルが一番大きいので、1TBモデルが一番お得感があるとも言えます。
しかも、1TBモデルはメモリが旧モデルでも6GBなので、新旧の性能差が限りなく少ないことが推測されます。
したがって、大きいストレージ容量がお望みである場合、2018年モデルも十分選択肢に入れていいだろうと思います。ただし、整備品として容量の大きいものが出される確率はかなり低いので、運がよければという前提付きです。
まとめ
今回は単純な計算(しかも私は文系です)によって比較しただけですし、整備品も単純に15%offでないことも分かりました。
そもそも人によって欲しいストレージ容量や性能差と価格差の感覚が違うので、最適なものは人それぞれでしょう。また、apple製品は旧モデルでもあまり値下げしないといいつつも、家電量販店の在庫処分等で値引きされるケースもあるかと思います。メルカリ等中古市場を見る人もいるでしょう。
その時に表を見ていただければ、ひとつの目安になると思うので(特に中古市場においてほぼ定価で売っているケースあり)、参考にしていただければ幸いです。
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