【随筆 ねずみごと】windows vs apple①

正しく対立軸を示すためには、本当は別の表現のほうがいいかもしれないが、以下は個人的な好みの話なのでこのまま進めさせていただく。ただし、windowsのおまけとしてandroidも加えさせていただく(軸ブレブレ笑)

しつこいようだが、あくまで好みの問題なのでどっちが優れているといったような内容では断じてない。

さて、あらかじめ言っておくと私はwindows派であり、(他人が使うことに関して何も思わないが)appleはあまり好きではない。

その理由のひとつは、新商品発売のたびに世間(一部?)が異常に盛り上がり、その熱狂が大きければ大きいほど逆に冷めてしまうという私のひねくれにあるのだが、根本的な理由は両者のスタンスの違いにある。

「説明」

これに対するスタンスが、両者で決定的に違うように思う。

ひとことで言うなら、windowsは説明過多、appleは説明不足だ。

それは説明書の有無にも表れている(海外社製のwindowsPCは知らない)。

しっかりとした説明書のあるwindowsはつくりからして説明的だ。説明書は表紙から始まり目次、入っているもの、初めて電源をつけるとき、など、初めてPCを買った人でも読めば何とかなるように作られている。キーボードにもしっかり文字(「Shift」「Ctrl」など)が書いてあり、親切なものならば「Shift」が青字で、「Shift」を押しながら操作するものも青字でそろえてあったりする。

ウィンドウ上部のバーやタブ、ファイル表示も文字で書いてあるものが多く、なんだかよく分からんアイコンがあっても、そこにマウスカーソルを合わせれば説明が表示されるようになっている。右クリックさえしておけば8割方解決しそうな安心感も大好きだ。

さすが多くの学校・職場で使われているだけはある。

しかしそのせいで、PCになれた人からすると説明がしつこくも感じられるだろう。また、文字情報が多いので、武骨・無機質な印象を受けることもあるかもしれない。個人的にはそれも機能美の一つとして好きなポイントでもあるのだが。

一方のappleは、まともな説明書がない。少なくとも私はアレを説明書とは呼びたくない。

とにかく文字が少なく、アイコンは感覚的すぎて逆にわかりにくい。「やりながら・触りながら覚えて。appleはあなたの感覚に寄り添います」的なことを言われても、ひとつの操作で大事なデータが失われてしまうこともあるのが電子機器だ。フィーリングに任せていたらデータが消えていたとなったら笑えない。

右クリックはないし、windowsでのofficeとの互換性が怪しく、フォントやレイアウトが変わってしまうということが昔は常識だった。今はどうなんだろう。また、これはMacには当てはまらないのかもしれないが、ファイルがどこに入っているのか全く分からない。これはほんと困る。

しかしその分、デザイン性はあるように思え、スタイリッシュな感じがするのはappleの方だ。性能も作り込んできているのが伝わる印象だ。値段は張るが、windowsも決して安くはない。

ここまで書いてきた文章から伝わった人もいるかもしれないが、細かくかつあまりリスクを冒したくない私の性格に完全に合っているのはwindowsの方だ。現在PCは家用と仕事に使う持ち運び用の計2台所有しているが、どちらもwindowsである。昔父親がMacを使っていたが、自分のPCは一貫してwindows。

ここからも完全な持論なのだが、使っているPCがwindowsならば、相性の良いスマホはandroidだろう。どうもmicrosoft社もとりあえずandroidを自社製スマホに搭載しているようだ。両者はファイル管理などでとても親和性が高いように思う。雰囲気も似ている気がする。

一方で、iPhoneユーザーはMacにすべきで、windowsPCを使いながらiPhoneを使っている人にはなんともちぐはぐな印象を抱いている。まあタブレットに関しては、現状androidタブレットはiPadと比べてしまうとどうしても色々弱い印象が拭えないので、多少のちぐはぐはあってもwindowsPC-iPadの組み合わせは仕事で使うにあたってもしょうがない気はする。まあそれでも私はその選択はしないので、軽い2-in-1のPCを持ち歩いている(LAVIE Hybrid Zero)。

・・・と思っていたし、その主義の下生きてきていたのだが、最近になってその主義を揺さぶる事件(ただのできごと)が起きたのである。

②に続く

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