【Hiten】おすすめのイラストレーター①可愛さと美しさの共存

今イチオシのイラストレーター：Hiten

タイプはかわいい系？それとも美人系？

どちらも兼ね揃えたうえで現実味も感じる。そんなイラストを描くイラストレーターが、今回紹介するHiten先生です。

・・・今回といっても1人目ですが。紹介するまでもなく有名なイラストレーターですが、私の知る限りイラストを担当された作品は1つもアニメ化していないので、知らない人も多いのではないでしょうか。

同人活動やライトノベルの挿絵をメインに活動されている方で、私が知るきっかけも後者のラノベです。いつ知ったんだっけな。ファン心理としてこういうのはできるだけ古く言いたくなるものですが・・・うーん。正直思い出せない。多分『三角の距離は限りないゼロ』の1巻あたりじゃないかなあ。イラストに惹かれて手に取った気がします。著者の岬鷺宮先生もこの時初めて知ったと思うので。

思わず手に取りたくなるイラストはこちら・・・と言いたいところですが、個人ブログと言えど著作権的なアレで多分ダメなので、載せられません。pixivで結構多くのイラストが見られるのでぜひ調べてみてね。あ、ちっちゃいけどAmazon楽天のリンクで見せられるかな。

どうですか？雰囲気は伝わりましたか？本当は大きいイラストを見てもらうのが一番伝わるんですが、できないものは仕方がないので魅力の言語化に挑戦してみたいと思います。

Hiten先生の絵の魅力とは

あくまで主観ですが、Hiten先生はかわいい女の子を日本で一番美しく描くイラストレーターです。あ、台湾出身ですけど。

イラストレーターが描く女の子にもいろんなタイプがありますよね。アニメっぽい絵、写実っぽい絵、芸術タッチっぽい絵など。イメージで言えば、ラノベの挿絵の王道って感じの絵です。説明になってないな。

ベースはかわいい系の女の子なんだけど、フワフワしたような現実離れした感じはしない。輪郭はしっかりとした線だけれども、アニメよりも現実にいそうな感覚を覚える。それは、すべての線・タッチの繊細さによるものか。全ての線が柔らかい曲線で、髪の毛1本1本・・・とは言わないが、髪の流れ方、まとまり方、光の当たり方などが丁寧に描かれている。

ただ、最大の特徴とも言えるのは「目」。目が特徴的なイラストレーターは多いが、Hiten先生のは言葉にしやすい特徴があるわけではない。しかしそれでも特徴と言えるのは、日本の漫画・アニメによく見る目の雰囲気を残しつつ、瞳の部分をよく見るとテンプレには程遠い処理がなされているからだ。

どんなに繊細で柔らかかろうとしっかり「線」で表現されている輪郭とは対照的に、目だけは輪郭の線が少なく、瞳（黒目）の輪郭があるぐらいだ。特に黒目の内部にははっきりとした線がひとつも見られない。※一般的には、瞳孔と光の反射を円でしっかり描くケースが多い気がする。まあ漫画・アニメと一枚絵はまた違うかもしれないが。

光がぼんやり反射しているというようなタッチで表現されているその目は、表情だけでは表せない奥深さ、人間らしさが感じられる。人間の感情は複雑で、同時に色んな気持ちを抱いていたりする。表情が笑っていたって、喜びの感情しか抱いていないわけではない。Hiten先生の目は一見シンプルに見せながらよく見るとどんな感情か分からない複雑性があるので、そこに人間らしさ、はかなさ、そして現実にいそうな感じが現れているのではないかと思う。

また、全ての絵というわけではないが、圧倒的に現実にありそうなシチュエーションが多く、そういった構図・背景の部分でも現実感を演出している。

まとめながら補足すると、ベースはかわいい系の女の子で、口や眉毛でそれを強調し、髪の毛や指先の繊細さで美しさを表現、最後に目やシチュエーションで現実にいそうな感じを見た人に抱かせる、そんな絵がHiten先生の絵と言える。

・・・こんな感じでいかがでしょうか。どうしても実際に見てもらわないと何のこっちゃという感じだと思いますが、まあ結構がんばった方なんじゃないかなあ。

まとめ：これからさらに有名になるのでは？

さて、Hiten先生を知らなかった方にも興味を持っていただけたでしょうか。

先ほどアニメ化作品はないと書きましたが、前述の『三角の距離は限りないゼロ』、これ近々アニメ化するんじゃないかなあ。メディアミックス（漫画など）も始まってるし、CMも打ったりしていて電撃文庫もプッシュしてる感じもしますし。原作の方も終盤とは言わないまでも核心には少しづつ近づいてきている印象はありますし。

いや、有名になっちゃうからその前に、というわけではありません。すでに有名だし。でも、知ってるイラストレーターの絵がアニメになったら嬉しくないですか？

とにかく一度は絵を見てみてください。一度見ればハマる人は多いと思いますし、強烈なクセがあるわけでもないので苦手だという人もほとんどいないのではないでしょうか。

ということでネズミのおすすめイラストレーター編1人目はHiten先生でした。こんな感じで5人くらいは紹介していきたいなあと考えております。なかには恐ろしいレベルのビッグネームもいるのでおこがましいですが。

また、おすすめラノベや、本業に近い、これから学ぶ人（学び直しなど）におすすめの歴史の本なども紹介していきたいと思いますので、そちらもお待ちいただければと思います。

最後に楽天とAmazonのリンクを貼っておきますので、興味があったらご覧ください。